Keynoteを使用してMMD化




まずは下記のサイトから必要なツールを手に入れてください。

☆ PMDEditor
http://www6.atwiki.jp/vpvpwiki/pages/120.html
MMDモデルファイル(PMD)形式を修正、作成するツール
アプロダからDLしましょう。

☆ あにまさ氏メタセコモデル
http://fenyo-ru.hp.infoseek.co.jp/dlc.htm
これは、MMDに読み込まれているモデルを知るためです。
ボーンを入れる前のモデルのデフォルトポーズ、腕の角度、手のひらの状態(開いてない)等を把握します。

あなたのモデルをMMD化して、初音ミクのモーションを流用したいのであれば
デフォルトポーズ、腕の角度、指の状態は同様にしておく必要があるでしょう。
そのための参照用に、ダウンロードしておくことをお勧めします。

☆ MikuMikuDance
http://www.geocities.jp/higuchuu4/index.htm
説明は要らないですね?
ここではMMDモデルファイル(PMD)を読み込んで確認するツールとします。


・MMD化するモデルの用意


まずはMMD化するモデルの身長(サイズ)をスケーリングして調整します。
しておかないと、MMDに読み込んでボカロと共演させた時、涙でブラウン管が見えなくなりますよ?(作業時間的な意味で)

春歌ナナはリンより少し小さいのが適切だろうと思い、それぐらいのサイズで作成しました。
cm単位…とか言い出すとMMDではおかしくなるので、ボカロとの相対サイズで判断しましょう!


・MMD化するモデルの修正_1


さてここからは単純なモデルを使いMMD化を解説します。
この素体をMMDで動かせるようにしてみましょう。

ここで解説するのはあなたのモデルをMMDですぐに動かす!コレだけですので過度の期待はしないで下さいね?
私はMMDにそれほど詳しいわけではありませんから…
ある程度動くようになったらボーンの追加等、知識は各自で深めてください。


・MMD化するモデルの修正_2

それではこのモデル、リンを参考にサイズそして、デフォルトポーズ
手(指)の状態を合わせていきましょう。
同様の作業をあなたのモデルに対しても行ってください。

メタセコの使い方は解説しませんよ?


・keynoteでのボーン入れ

はいお待ち!mmd仕様のボーンです!アンカーも含まれています。

☆ データDownLoad ☆

これであなたのモデルにkeynote用ボーンを入れ、アンカーの設定をします。
メタセコ”対称編集”を使用して左右同様の位置にボーンを配置してください。
ダウンロードしたファイルから面(ボーン&アンカー)を削除してはいけません。
アンカー⇔ボーンの相互関係が材質を通して行われるので気をつけましょう。

このファイルには多くの材質が使用されていると思いますが
これが”PMDEditor”にインポートしたとき、ボーン名にそのままなります。

MMDでのモーションの流用は、ボーン名を参照し適応されるようなので
ボーン名がミクと同じである必要があります。
その設定(リネーム作業)をこのファイルを使用すれば、すべて回避できます。
IKのためのボーンもリネームする必要がありません。



・keynoteでのボーン入れ_2

アンカーの入れ方が分からない人は、MM-TIPSのこのページを参考にしてください。
アンカー&ボーンは綺麗に入らなくても動く事は動くので、気にし過ぎないようにw


こんな感じでkeynote設定完了!
オブジェクト名には注意してくださいまし。


・メタセコイアからX出力

”PMDEditor”へインポートするために、メタセコイアからXファイルを出力します。
拡大率は0.1です。
エクスポート形式は”DirectX with AnimationX”を選択します。

「おいおい、そんなのないよ!」
って方はボーンプラグイン”keynote”の圧縮ファイルに同梱されているので確認しましょう。

これでボーン情報付きXファイルが出力できました。


・PMDEditorへXファイルをインポート

”PMDEditor”で先ほど作成したXファイルをインポートします。
エクスポート時に拡大率を0.1にしておけば、スケールは無変更でOKです。

【メニュー】→【表示】→【モデル表示】をチェックしてモデルを表示しましょう。
テクスチャアパス等、しっかり設定しないと思った通りに表示されないと思いますので注意してください。
相対パス、絶対パスの説明はしませんよ?

テクスチャアはBMP、TGAを使用しましょう。



・PMDファイルとして保存

”PMDEditor”で【メニュー】→【ファイル】→【別名で保存】からMMD3モデルファイルとして保存します。
ここでは”sotai.pmd”として保存しました。


この”sotai.pmd”、MMD(MikuMikuDance)にインポートすれば、すでに初音ミク用モーションが流用出来ます。
ただし、足のIK設定をしていないので上半身のみです(笑)
とりあえず、MMDにインポートして動作確認をしてみましょう。
IKの設定には少々時間がかかってしまうので、ここでしっかり動作するか確認しておきましょう。
ボーンウェイトの不備等、ここで気付く事も多いです。




・PMDEditorでIKを設定

さて、上半身が問題ないと感じたら次に足のIKを設定します。
ここは細かく説明できません、必要なのは根性とチェック能力です(?)

PMDEditoを二つ立ち上げます、そして初音ミクのpmdデータと、自分のpmdをそれぞれ開きます。 そして足のボーンとIKを、すべてミクと同様に設定していきます。

設定する箇所は次のボーンです
【左足】【左ひざ】【左足IK】【左足IK先】【左足首】【左つま先】【左つま先IK】【左つま先IK先】
【右足】【右ひざ】【右足IK】【右足IK先】【右足首】【右つま先】【右つま先IK】【右つま先IK先】

あと
【センター】【センター先】も親子関係がおかしかったりするので設定してください。
ボーンをみておかしいところは修正しましょう。


Link先ボーン等を見ながら、ミクと同様の設定にします。
影響下のボーンリストの順番にも注意してください。



・MikuMikuDanceでモーションを・・・

これで足のIKの設定も出来ました。
初音ミク用モーションファイルをインポートすれば元気に踊ってくれるハズです。
足の動きが上手くいってないときは、上記の設定が間違っていると思います。
しっかり確認してください。

これでご自分のモデルをMMD化できたと思います。
ここから先、髪のIKを設定したり、視線の制御をしたりするためには初音ミクのデータをじっくり観察して
自分のデータに設定していきましょう。
自分のモデルが踊っているのは見ていて楽しいものです。
あと素晴らしいモーションを提供してくれる、モーション作者様にも感謝を忘れないようにしましょう。


・最後に・・・

ここまで出来たのなら、あとはご自分で研究していってください。

モーフ設定等については記述しませんが、MMD化に役に立つサイトを紹介しておきます。
実はわたしは、ななみさんのサイトでボーン設定、モーフについて学ばせて頂いたんですけどね・・・
他にも、VPVP wikiも役に立つと思います。
頑張ってください。


ななみさんの天体少女図鑑
http://www.meisjesbeeld.net/
同 MMD解説ページ
http://www.meisjesbeeld.net/archives/1675

VPVP wiki
http://www6.atwiki.jp/vpvpwiki/

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