モデルに物を持たせよう!


・はじめに。


まずはサンプルデータ&モーションをどうぞ!
データは圧縮してあるので解凍して使用して下さい。
☆ サンプルデータDownLoad
☆ サンプルモーションDownLoad

さ!ミコトでモデルに物を持たせましょう!
は?何言ってるんですか?なんて言わずに聞いてくださいませ。

例えばミコトでバットを振るモーションを付けようとします。
自分の知る範囲でそれをするには。

【1】 あらかじめバットを持たせたモデルを使用して、モーションを付ける。

【2】 バットを振るモーションを付けたモデルの手の動きに合わせて、
バットの回転、移動のモーションを付ける(←死にそう・・・)、しかないと思うのですよ。


【1】は、バットが手から離れられない。
【2】は手の動きに追従させるのが死ぬほど難しい!という欠点があります。

しかし、【1】と【2】両方の欠点を補う小技が偶然生まれました!
ひょっとしたらバグなのかなぁ?
ちなみに使用しているMikotoは Ver 0.4f です。

・前置きは長かったですが・・・簡単です。
一気に行きます。


画像はサンプルデータの"dameko.mqo"をメタセコで開いたものです。
少し違いますね?分かりました?
そう、得物に対して親子付けがされていないんです。
サンプルデータは手から鰤に対して浮動ボーンで親子付けされています。

まずこの状態の(親子付けされていない)mqoデータを保存、Mikotoで開きます。
そして、何でも良いのでポーズを付けて、mkmファイルを保存します。

次に先ほどのmqoファイルを開き、手から鰤に対して浮動ボーンで親子付けします。
そしてこの状態の(親子付けされた)mqoデータを保存してください。


完了です。
これで以後開く.mkmファイルは上記の【1】と【2】の欠点が補われています。
「何故か?」と聞かれても「なるものはなる!」としか言えませんのであしからず。


・1つだけ注意!


.mkmファイルを開いただけでは得物(物)の位置を変更出来ません。
得物の根元の◎を選択状態で右クリックして、ロックのチェックを外して下さい。

これで手の子の階層を持ち、位置を自由に変える事の出来る得物の出来上がりです。

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